夏の疲れと自律神経

9月に入り、暑さも落ち着いたころに夏の疲れが出る方も多くなりますね。

 

夏の疲れの3大要因は「暑さ」「寒暖差」「紫外線」だそうです。

 

私たちが日常、「体が疲れた」と口にするときは「脳が疲れた」状態であり、あらゆる疲労は脳の中にある自律神経の中枢が疲れることで起こるそうです。

疲労が蓄積すると自律神経の機能が低下して、本来なら対処できるストレス要因に体が対応しきれなくなった場合が「バテた」状態です。

 

暑さで汗をかくのも自律神経がたくさん働いて体温調節をしています。紫外線を目から入ってくると自律神経のうちの交感神経が優位になり、疲れやすくなります。交感神経が優位になると体が戦闘態勢になるので疲れるのです。更に、室内と屋外の寒暖差が激しいときは自律神経が上下を繰り返して交感神経と副交感神経のバランスを保っています。それもまた自律神経を疲れさせます。

 

疲労回復の最大の要素は「睡眠の質」です。睡眠のリズムを作っているのも自律神経なので、夏の疲れが出る時期こそ、第一に質の良い睡眠をとる工夫を重視するのが良いですね。