2019年 10月 の投稿一覧

お口のメンテナンスの期間について

患者様の歯や歯肉の状態によって適切なメンテナンスのタイミングは変わってきます。

★一般的には3ヶ月に1度はプロのクリーニングを!

セルフメンテナンスだけでは落としきれない汚れがあるので、時間の経過とともにむし歯や歯周病になるリスクは上昇します。

歯や歯肉に悪影響を及ぼす前に予防ができるタイミングが、およそ3ヶ月に1度です。

★1~2ヶ月に1度という場合も!

セルフケアがあまり得意でない人や歯周病のメンテナンスの人、歯石ができやすい人、むし歯になりやすい人、タバコを吸う人は、短いスパンでプロによるクリーニングを受けたほうが良いでしょう。

★むし歯や歯周病の心配がない人は半年に1度でもOK!

適切なセルフケアができていて歯肉の状態が良くむし歯がないなど条件が揃った方は半年に1度でもOKです

残存歯が少ないと認知症リスクが高く

食べるためには、歯が20本以上あれば、ほとんどの食材を噛んで美味しく食べられると言われています。

しかしながら高齢になるほど自分の歯は少なくなり、20本以上歯がある人の割合は70歳を過ぎた頃から一気に減ってくるのが現状です。                

それでは、歯を失うことでどんな悪影響があるでしょう?

十分な栄養が摂れなくなったり、不十分な咀嚼により口のなかをきれいにする唾液が十分に分泌されないなど様々な悪影響があります。

その中のひとつにあげられるのが認知症です。

歯の本数と認知症?と思われるかもしれませんが、ある調査によると、歯を失ったにも関わらず入れ歯などの義歯を使用していない人の場合、歯が20本以上残っている人や、歯が少なくても入れ歯などで補っている人に比べて、認知症の発症リスクが最大1.9倍にもなることがわかっています。

きちんと噛める歯が多く残っている人ほど、咀嚼が十分にできることで脳細胞の働きが活発になり、認知症の発症リスクが抑えられるのです。

そこで重要になるのが、日々のメンテナンス!

自分の歯を1本でも多く残せるように、毎日のケアに加えて歯科医院での定期的なチェックも忘れずに。

もしも、すでに歯を失ってしまったという場合は、義歯を入れて噛み合わせを回復することで、認知症リスクは十分に減らせます。

「歯が抜けたまま放置している」という方はお気軽にご相談ください。

きちんと噛める歯を維持することで、健康寿命を伸ばしていきましょう!

頬の内側に白線、下にギザギザ。これは・・

朝起きたときにあごが疲れている…」「肩こりが治らない…」という方、歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?

本来、食事以外の時間は、上下の歯は離れているものですが、歯ぎしりや食いしばりがある人は、就寝中や日中でも、無意識のうちに歯と歯を合わせ、大きな力で噛みしめています。

続けていると、歯にヒビが入ったり、あごの骨が溶けて歯周病が悪化することも。

歯ぎしりや食いしばりの有無のチェックポイントをご紹介します!

【歯ぎしり・食いしばりチェック!】

□ 頬の内側に白い線がある

□ 舌の側面にギザギザの歯型がある

□ 歯の噛み合う面が平らに擦り減っている

□ 歯にヒビが入っている

□ むし歯でもないのに噛みしめると歯が痛い

□ 冷たいものがしみる

□ あごがだるい、痛い

□ 歯の詰めものや被せものが取れやすい

□ お口の中にコブがある

□ 肩や首のコリ、頭痛が治らない

 

いかがでしたか?歯ぎしりや食いしばりがあるかも?と感じた方は早めに歯科医院で診てもらいましょう。

歯やあごの骨への負担を軽減するマウスピースを作ることも可能です。

影響が小さいうちに対処することが大切です!

台風15号の残した爪痕!

すっかり秋らしくなってきましたが、皆さまはお元気にお過ごしですか?

 

先月、未曽有の被害をもたらした台風15号が千葉県内を襲いました。

皆様のお宅も少なからず影響を受けたこと思います。

長期間にわたるインフラのストップで大変な生活を強いられたがたくさんおられます。

本当に辛く苦しかったことだと思います。改めてお見舞い申し上げます。

当院では、比較的早い復旧でしたので休診になったのは2日間のみで運がよかった方だと考えています。

ただし、思った以上に建物(屋根)被害がありこれから年末にかけて修復工事を行うことになりますのでご迷惑をお掛けすることになるかもしれませんが何卒ご容赦願いたいと思います。

今後の皆様の日常生活が無事に平穏に過ごされますよう祈念いたします。

 

10月のご案内

2日(水)

 都合により休診とさせていただきます

16日(水)

山武郡市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります