2019年 3月 の投稿一覧

4月のご案内

17日(水)

 山武市介護認定審査会のため 午後の診療は3時から

27日(土)

 都合により午後の診療は5時まで

30日(火)1日(水)、2日(木)

 診療致します

旬の春野菜で健康に

いよいよ春本番ですね。

今が旬な春野菜は、体に嬉しい栄養がぎっしり詰まっており、特有の「苦味」や「香り」があります。

その「苦み」のもととなっているのが植物性アルカロイドという成分です。

植物性アルカロイドには、腎臓のろ過機能を向上させ、老廃物を体の外に出してくれる解毒作用の働きや、新陳代謝を促進する働きがあります。

また、キャベツや菜の花のようなアブラナ科の野菜には、グルコシノレートという「辛味」のもとになる成分が含まれており、肝臓の解毒機能を強化してくれるそうです。

「苦味」や「香り」にも春野菜だからこその理由があったんですね!

菜の花はビタミンCがほうれん草の3倍以上と、とても豊富に含まれていますが、その他にもビタミンB1、B2、カルシウム、鉄分などの栄養素をバランスよく含んでいます。

キャベツはビタミンCやビタミンUを多く含み、強い抗酸化作用があり、食物繊維も豊富です。

低カロリーで食物繊維が多いタケノコや、新陳代謝を促進し生活習慣病の予防に効果があると言われているフキもおすすめです。

旬の野菜で健康生活を心がけましょう。

 

歯の磨き残しを防ごう

意識せずに歯を磨いていると、同じような場所ばかりを磨いていたりするものです。

そこで磨き残しを防ぐために、磨く順番を決めることをオススメします。

例えば、上の歯からスタートして、左の外側~右の外側~右の内側~左の内側、ここまできたら下の歯に移動して、左の内側~右

の内側~右の外側~左の外側と、一筆書きで行うと磨き残しがありません。

また、歯ブラシの当て方にもコツがあります。歯ブラシを横から当てて動かすだけでなく、歯並びが凸凹している場所や前歯の裏側は、歯ブラシを縦にして磨くと、ブラシがきちんと歯に当たり、磨き残しを防げます。

奥歯の後ろ側の部分は歯ブラシのつま先を当てて磨きましょう。自分の歯の形をイメージしながら歯ブラシを当てるようにするとよいですよ♪

お口の渇きに唾液腺マッサージ

「唾液が少ないとむし歯になりやすい」、そんな話を聞いたことはありますか?実はこれは本当の話です。

唾液は、口の中の雑菌を洗浄・殺菌し、エナメル質を再生する働きがあるので、分泌量が減るとむし歯になりやすくなるのです。

そこで今回は唾液の分泌を促すマッサージをご紹介します。「最近お口が渇くな…」という方は、ぜひトライしてみてくださいね。

 

    【唾液腺マッサージ】

唾液は、主に「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」という3つの唾 液腺から分泌されています。

ちなみに1日に分泌される唾液の量は0.5~1.5リットルです。

唾液腺のある場所を軽くマッサージすることで、唾液の分泌を促しましょう。

 ★ 親指以外の4本の指を、頬(上顎の奥歯あたり)に当て、奥から円を描くように回す。(耳下腺マッサージ)

 ★ あごの骨の内側のやわらかい部分。ここを耳の下からあごの先に向かって何ヶ所か押す。(顎下腺マッサージ)

 ★ 両手の親指で、あごの真下から突き上げるように押し上げる。(舌下腺マッサージ)

正常に唾液が分泌されるようになると、むし歯の予防だけでなく、食べ物がスムーズに飲み込めるようになったり、美しさをしっかり感じられるようになったり、食べ物の消化を助けるなど、健康に関わるさまざまの良い効果があります。

スキマ時間にできるので、ぜひやってみてくださいね!

「誤嚥性肺炎」も口腔内細菌が原因

 

 今や、日本人の死亡原因の第3位となった「肺炎」。

厚労省が行った統計によると、この肺炎による死亡者のうち96.6%が65歳以上の高齢者でした。そして、高齢者が発症する肺炎の約70%以上が「誤嚥性肺炎」であると言われています。

実は歯周病は、誤嚥性肺炎のリスクを高めることもわかっているのです。

 本来は口から食道へ入るべきものが、誤って気管に入ってしまうことを「誤嚥」と言います。

誤嚥により、食べ物や唾液中の口腔内細菌が気管から肺に入った結果、肺が炎症を起こすことがあります。

これが「誤嚥性肺炎」です。

 誤嚥の多くは、飲み込む力の低下によって起こります。

特に高齢者は、睡眠時など、知らないうちに唾液を誤飲していることが多く、その際に歯周病菌などの口腔内細菌が多いと、肺炎を起こしやすくなるのです。

 実際に誤嚥性肺炎を起こした人から歯周病菌が多く見つかっているケースが多いため、今では歯周病菌が誤嚥性肺炎の重大な原因の一つと考えられています。

寝たきりの末に亡くなる方のほとんどはこれが原因と言われています。

 日本老年歯科医学会の研究などから、高齢者に歯のケアを行い、歯周病などの口腔内細菌を減らすことで、誤嚥性肺炎の発症率が下がることが報告されています。

 むせやすい方が口腔ケアをされていないと、食べ物だけでなく、口腔内細菌の多く含まれる唾液を誤飲する恐れがありますので特に注意が必要になります。

 普段のセルフケアに加え、プロによるクリーニングを定期的にされると口腔内細菌をコントロールすることができます。

気になる方はいつでもご相談ください。

 

日頃のケアで健康生活を!

3月に入ったとはいえ、まだまだ寒い日が続きますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか?

 

先日、堀ちえみさんの舌がんの話題がメディアでもだいぶ報道されました。

私も以前彼女の出演するドラマを観ていた世代なので相当な衝撃を受けました。

ところで皆さんは口腔がんについての知識をどれくらいお持ちですか?

舌がんなどの口腔がんは、徐々に増えてきているのが現状です。

原因は様々ありますが生活習慣の乱れや口腔ケアの不良などは原因の一つですから、皆さんも日々健康的な生活を送っていただければと思います。

また、むし歯になっている歯の鋭縁や不適合な補綴物によって粘膜が傷つけられても発症する可能性がありますので気を付けてください。歯科医院で定期的なチェックをされていると早期発見にもつながるので有効に歯科医院をご利用ください。、