2019年 1月 の投稿一覧

銀歯の下、二次カリエスになっていませんか

「二次カリエス」という言葉をご存知ですか?

カリエスというのは「むし歯」のこと。

つまり「二次カリエス」とは、一度、むし歯の治療をした歯に、再びできたむし歯のことをいいます。

特に保険で治療した銀歯の場合、同じ歯が再びむし歯になることが、実は大変多いのです。

今回は銀歯の中がむし歯になりやすい理由を詳しくお伝えします。

■治療した歯がなぜむし歯になるの?

・銀歯の場合、素材による精度に限界があり、銀歯と元の歯との間には、微細な段差ができてしまいます。

この部分は汚れが溜まりやすく、むし歯ができやすくなります。

・銀歯をとめている接着剤が唾液で少しずつ溶けて、隙間ができ、その隙間からむし歯菌が侵入してしまいます。

銀歯を詰めた(被せた)状態というのは、一時的にむし歯がない状態を作っただけで、二次カリエスの危険が大変高い状態です。

治療→二次カリエス→治療を繰り返すうちに、歯質はどんどん失われ、最終的に抜歯となってしまうのです。

■では、どうしたらいいの?

まずは、むし歯をつくらないことです。毎日のメンテナンスや、歯科医院でのプロによるケアで、健康なお口の状態を保ちます。 

残念ながらすでにむし歯があるという方は、セラミックなどの二次カリエスになりにくい材質に変えることも選択肢のひとつです。

自費診療なので費用がかかりますが、将来の治療回数を減らし、歯の寿命を伸ばすことを考えればどうでしょう。

検討してみる価値はありそうですね。

世界初 唾液のにおいで口腔がん診断

先月、北九州市立大と九州歯科大(北九州市)の研究グループは、唾液に含まれるにおい成分から口腔(こうくう)がんを診断する技術を世界で初めて確立したと発表しました。

簡易で早期発見が可能な診断方法として期待され、臨床試験を経て、医療現場での実用化を目指しています。

 グループによると、初期症状が出にくい舌がんなどの口腔がんは早期発見が難しく、転移しやすい。

5年以上の生存率は50%以下とされます。国内の患者は増え続け、2016年は7675人が死亡したそうです。

 研究では、唾液のにおいのもととなる12種類の揮発性有機化合物が(1)口腔がん患者から検出できる成分(2)健康な人から検出できる成分(3)両方から検出できるが検出量に大きな差がある成分-の3群に分かれることを特定しました。

患者12人と健康な人8人の唾液を分析したところ、ともに9割以上の確率で判別できました。

 唾液の採取は体への負担が少なく、時間もかからないため容易に検査ができます。

将来的には、息を吹きかけるだけでがんの診断ができる計測機器の開発も可能となる予定です。

 研究を主導した同市立大国際環境工学部の李丞祐(リスンウ)教授は「病気が持つ『におい情報』を明確にできたことが大きい。

口腔がんに関係するにおい成分が特定できたように、肺がんや胃がんのにおいも特定できる可能性がある」とのことです。

冷え性改善のツボ

年が明け、日が長くなっても寒さはまだまだ続きますね。冷えを感じる方も多いと思います。

体が冷えていると思ったら、まず体全体の血液の流れをよく知ることが大切です。

そして、ツボを知ることができると、自律神経の調子がよくなるばかりでなく、血液の流れがよくなり、冷え症の解消につながります。

足の主なツボは3カ所あります。

「三陰交」(さんいんこう)足の内側、くるぶしからおよそ指4本ほど上にあります。痛いくらいに押すのがコツ。

「血海」(けっかい)膝の内側にあります。少しくぼんでいるのでわかりやすいでしょう。

「八風」(はっぷう)足の甲の指と指との間を押します。 足だけではなく、手にもツボがあります。

「虎口」(ここう)親指と人差し指の間にあります。ひっぱったり、もみほぐしたりします。

「指間穴」(しかんけつ)人差し指から小指まで、指と指の間にある。足と同じように押すと効果があります。

足も手も気軽に押して冷え症を解消しましょう。 今年もおしだ歯科医院は皆様に役立つ健康情報を発信していきたいと思います。

 

今年もお口の健康づくりを全力でサポート!

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

さて、皆さんは、初詣に行かれましたか?私は3が日に浪切不動尊に参拝に行き、今年1年の仕事における誓いと家族の安全を祈願してまいりました。清々しい気持ちで仕事ができるよう精進致します。

 

さて今年も、笑顔の多い一年にするために、全身の健康に繋がるお口の健康に十分注意していきましょう!

私たちが皆さまのお口の健康づくりを全力で応援します♪

1月のご案内

9日(水)山武郡市介護認定審査会のため

      午後の診療は3時から