2017年 12月 の投稿一覧

歯ブラシの交換時期の目安

 およそ1ヶ月に1本のペースで交換することをオススメします。

「毎月1日に交換」「月末に交換する」など決めておくと忘れにくいと思います。

歯ブラシの毛先が開いてきたり、毛の弾力がなくなってきたりしたら、これも交換のサイン。

使い古した歯ブラシを使い続けても、歯の汚れを十分に落とすことができないばかりか、

歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。

 また、歯ブラシにはブラッシングの際についた細菌が増殖します。衛生面を考え合わせても、長く使い続け

るのは良くないですね。

衛生的に使用するために、歯ブラシを使った後は、しっかり水洗いをして、水気を

取り、乾燥することを心がけましょう。

年末年始の体重増加

 今年も残りわずかとなりました。

年末年始は美味しいものを食べたり、アルコールの量も増え「正月太り」が気になりますね。

寒いので運動不足になり、筋肉が衰えているところに体重が増えると腰や膝の痛みを訴える方が増えるそうです。

体重が1㎏増えると、歩いているときの体への負担は4㎏、走ると10㎏増えると言われています。冬場の関節痛は寒さのせいだけではないのですね。

 正月太りを予防するには、食べる量を制限するというのが理想ですが、年末年始は難しいですよね。

ただ、食べる順番を変えるだけでも急激な体重の増加を予防できます。例えば最初にサラダなどの食物繊維の多い物から食べたり、スープなどの温かい物で胃を温めると良いですね。

また、ストレッチやウォーキングなどで体の血流を上げて冷えを予防し、筋肉が固まるのを防ぐと脂肪も付きにくくなり、関節痛の予防にもなります。

皆様が健康で幸せな新年を迎えられますよう、お祈り申し上げます。

口内炎の原因と予防

 

 口内炎は、口の中がしみたり痛くなったりと、とても煩わしい存在です。

突然できて、気が付けばいつの間にか治っていることが多いため軽視しがちですが、なかには「口内炎だと思って放置していたら、ガンだった」という危険なサインもあります。

 口内炎は口の中にできた炎症の総称のことで、歯肉・舌・頬の内側・唇の内側などの粘膜が白っぽくなり、

痛みも伴います。

原因は、最近の感染、栄養の偏りやストレスなどによる免疫力の低下などがあります。

予防としては、規則正しい生活とバランスの良い食事、そしてお口の中を清潔にすることです。

 

・ 注意が必要なケースは

 

 ① 2週間経っても治らない  

 

通常の口内炎は1週間~10日程度で落ち着きますが、2週間以上治らない場合はほかの病気の疑いがあります。

② 同じ部分によく口内炎ができる

噛み合わせやかぶせ物などによって同じ部分の粘膜が傷付けられると、細胞の修復と生成が何度も繰り返されてガン化しやすくなります。

③ 舌の横側が帯状やまだらに白っぽくなる。

白板症は舌に出ることが多く、粘膜が白っぽく変化します。将来的にガン化する確率が10%と言われています。

④ レース状の白斑ができる

頬の粘膜、舌、口唇に赤みを伴ったレース状の白斑ができる場合は扁平苔癬(へんぺいたいせん)の疑いがあります。

 

このような症状が見られるようでしたら早めの受診をおすすめします。

鼻呼吸は健康の元

    

 皆様は、鼻呼吸をきちんとしていますか?

実は、口呼吸をしていると様々な病気にかかりやすくなります。

例えば、風邪などの感染症やアレルギー疾患などにもなりやすくなります。

 

お子様の場合には、顎の成長がすみやかに行われず、歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性が高くなります。最近では、顎が成長しないために鼻呼吸ができなくなってしまい、様々な疾患にかかっているお子さまが多く見られます。

では、どのようにすれば改善することができるのでしょうか?顎の成長を促すための矯正装置を装着すると効果があります。歯並びを治すために行う矯正治療によって病気が改善したり、姿勢が良くなったりします。一石二鳥ですね。

今年も残り1カ月を切りました。体調を崩すことなく新しい年をお迎えください。

1年間ありがとうございました。

12月のご案内

・6日(水)

  山武市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります。

・13日(水)

  院内研修のため午後は休診となります。

・20日(水)

  山武郡市歯科医師会会議のため午後の診療は5時までとなります。