気付かぬうちに食べる機能が低下

歳をとっても毎日の食事を楽しみたいものですよね。

でも、高齢になると体の衰えとともに食べる機能も低下していきます。食べる機能が衰えるということは、咀嚼し飲み込む力が衰えるということ。

すると、食事量が減って低栄養になるだけではなく、食べたものが空気の通り道をふさいで息ができなくなったり、誤って気管や肺に入り誤嚥性肺炎を引き起こすこともあるのです。

お口の周りの筋肉をほぐしたり、筋力をアップさせるトレーニングをご紹介します!

 

お口の筋肉を鍛える方法

☆口の体操

口を大きく開け、口を閉じて歯をしっかり噛み合わせる。

☆頬の体操

頬を「プー」とふくらませたり、すぼめたりする。

☆舌の体操

舌を「べー」と突き出した後、奥に引っ込める。

口の両端をなめる。

☆下あごの体操

スプーンをくわえたまま保つ

☆くちびるの体操

くちびるをギュッと閉じる→「イー」と口角を横に引く→

「ウー」と突き出す

おいしく食べられることは健康の基本。歯の健康はもちろん、お口の筋肉も鍛えることで美味しく食べる機能も維持していきましょう!