歯を失うと人生の質が落ちる

歳をとるとともに「歯のメンテナンスをきちんとしておけば良かった」と思う方が増えてくるのではないでしょうか?

歯は痛くなったら治療すれば、また元のように噛めると簡単に考えてしまいがちです。

でも、そんな都合の良いものでないことは、年齢の上がった今だから分かること。

削ってしまった歯はむし歯の再発リスクが高まりますし、神経を抜いた歯は栄養が行き届かず枯れ木のようになり確実に歯の寿命が縮まります。

実際、自分の歯がなくなると、どんな悪影響があるのでしょうか。

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 ★しっかり噛んで食べられないため、消化器官に負担がかかる。

 ★発音がしづらくなり、人と話すことが億劫に。

 ★歯がないので、人前で笑うのも気が引ける。

 ★かみ合わせが悪くなり、両隣の歯が傾いたり、向き合う歯が落ちてきたり浮いたりする。

 ★しっかり噛めないことで脳への刺激も減少し、認知症リスクが高まる。

このように、歯がなくなることで、気力や人間力までもが低下していく心配があります。

まさに、人生の質が低下すると言えるでしょう。

全ての歯が健康な方はもちろん、何回も治療を繰り返しているという方も、今後の取り組み方次第で、歯の寿命は変わってくるはずです。これ以上、自分の歯を失わないために、歯科医院での定期的な検診等で、虫歯や歯周病にならないよう積極的に予防に取り組んでいきましょう。

10年後、20年後のお口の状態は今のメンテナンスにかかっています。