乾燥に注意

先月は降雨がほとんどなく、空気の乾燥が気になりますね。

空気が乾燥していると、体からの水分の蒸散量が増加します。

乾燥の影響といえば、乾燥肌や肌荒れなど皮膚トラブルを連想しがちですが、乾燥は体の色々な部分に影響を及ぼします。

まず、血液です。体内の水分量が少なくなると、血行が悪くなるため、心筋梗塞、脳梗塞などが起こりやすくなります。

それから、乾燥は筋肉の弾力も奪ってしまうため、寒さによる血行不良と合わさって、ぎっくり腰などが増える原因にもなります。

そして、喉や鼻の粘膜の乾燥は、免疫機能を低下させ、風邪やインフルエンザなど感染症の発症率を高めてしまいます。

それぞれの部分に適した適切な水分補給(保湿)対策が大切です。お肌のケアやこまめな水分補給を心がけましょう。