口呼吸はむし歯になりやすいのです。
口呼吸にはいろいろな弊害があります。
例えば、フィルターの役割をする鼻は、吸い込んだ外気中の異物を除去する働きを持っています。
でも、口で呼吸をすると外気がそのまま取り込まれるために、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなってしまいます。
そしてお口の中の環境も悪くします。
通常お口の中は、殺菌・洗浄作用のある唾液で潤っているものですが、常にお口で呼吸をしていると、唾液の量が少なくなります。
すると、お口の中の汚れを洗い流す働きや、細菌をやっつける働きが弱まり、結果、むし歯菌を増やすことになりむし歯になりやすくなってしまうのです。
また、歯周病が進行したり、口臭がひどくなる、歯並びが悪くなるなどの弊害もあります。
口呼吸は、積極的になおしていきたい習慣です。