2019年 7月 の投稿一覧

効果的な痛み緩和の方法について

いよいよ本格的な夏のスタート!皆様も熱中症などに気をつけて元気にお過ごし下さいね。

 先日、群馬県のペインクリニックにて歯科医師を対象としたセミナーに参加してきました。

講師は、NHKの『ためしてガッテン』などの番組などに紹介されているご高名な木村先生です。

実際に治療をされた動画などを使ってお話いただきました。

痛みの原因がどこにあるのか、どうすれば改善していくのか等を丁寧に解説していただきました。

キーワードは、『fascia』(筋膜)です。

この場所を緩めると痛みが緩和されるそうです。

セミナーの最後にご家庭でも様々な痛みを緩和することができる製品の紹介がありました。

私自身が現在使用中です。

ご興味ある方は、スタッフにお尋ねください。

ご案内は待合室にも掲示しております。日々の生活が今までよりも少し楽になるかもしれませんよ。

8月のご案内

日(土)

 研修会のため午後の診療は5時まで

・11日(日)~15日(木)

 夏季休診

・21日(水)~23日(金)

 都合により休診

・27日(火)

 山武市学校給食センター委員会のため午後の診療は3時半から

夏の冷え性

最近は夏の冷え性が増えています。

冷え性の典型的な症状としては、手足の冷えが知られています。

しかしそれだけでなく、鼻水やのどの痛み、頭痛といった風邪に似た症状から、全身のだるさや疲れやすさ、食欲不振や下痢などの消化器障害、イライラ感、肩こり、腰痛、肌荒れ、生理不順など、人によってさまざまな症状がみられます。 

夏の冷え性の引き金となるのが、エアコンによる冷房病です。

冷房病・冷え性の予防ポイントをご紹介いたします。

(1)エアコンの設定温度は25~28℃を目安にし、寒さを感じないレベルにする。

(2)エアコンのきいた部屋と外気との温度差は3~4℃が理想。

(3)エアコンの風には直接当たらないようにする。

(4)腹巻や厚手の靴下など、服装で自衛する。

(5)エアコンのきいた場所では温かい食べ物・飲み物を。

(6)適度に体を動かし、血流の改善を。

(7)シャワーより入浴(低めの湯温で)

(8)ストレスをためないようにする。冷房による冷え性を防ぎ、元気に夏を乗り切りましょう!

口呼吸は歯周病になりやすい

口呼吸をする方は、歯周病になりやすくなります。

そもそも、お口の中を潤している唾液は、食べかすを洗い流したり、雑菌を殺菌してくれるなど様々な働きがあります。

しかし、お口で呼吸をしていると、唾液は蒸発してしまいお口の中は渇きます。

すると、雑菌が繁殖しやすい状態となり、歯周病だけでなくむし歯にもかかりやすくなり、口臭も強くなってしまいます。

また、鼻呼吸ならば、異物(ホコリや細菌、ウイルスなど)が入ってきても鼻毛や粘膜でブロックできますが、口呼吸では喉や気道に直接異物が入ってきて、病気になるリスクも上がります。

口呼吸のクセがある方は、意識して治すようにしましょう。

就寝中にお口が開いてしまうという方は、お口を閉じておくテープも市販されています。

なかなか改善しない場合は、お気軽にご相談下さいね!

歯周病の急な症状と気候の関係

 

「気圧の急激な変化」と「気温の急激な変化」が、歯周病の急性化の引き金になっていることが判明しました。

春先に気温が急降下したときや、台風などの通過で気圧が変化したときなどに、歯周病が悪化する傾向があります。

今の時期で言えば、梅雨前線の通過後が要注意です。

メカニズムはまだ不明ですが、気象変化によって生態の恒常性のバランスが崩れ、免疫力が低下することが要因と考えられます。

歯周病は、細菌の感染によって発症します。

歯周病菌が歯の周囲組織に炎症を起こすのが歯周病の始まりです。

歯周病の急性化(歯肉の腫れや出血、痛み)が起こるのは、気象変化があってから1~3日後であることもわかりました。

 

この時間差は、口腔内で歯周病菌などの菌に対する免疫反応を引き起こし、歯周病菌が歯周ポケットに侵入してから増殖して炎症を起こすまでの時間だと考えられます。

 

天気によって生じたり悪化する慢性の痛み(片頭痛や肩こり、頸椎症、関節症、腰痛など)は「天気痛」として注目されていますが、歯周病においても気象状況が悪化させる一要因となっているのです。

 

対策として、日頃の適切な歯磨きによって、プラーク(歯垢)や歯石の除去に努めてください

 

また、が起こるのは、気象変化があってから1~3日後であることもわかりました。

この時間差は、口腔内で歯周病菌などの菌に対する免疫反応を引き起こし、歯周病菌が歯周ポケットに侵入してから増殖して炎症を起こすまでの時間だと考えられます。

天気によって生じたり悪化する慢性の痛み(片頭痛や肩こり、頸椎症、関節症、腰痛など)は「天気痛」として注目されていますが、歯周病においても気象状況が悪化させる一要因となっているのです。

対策として、日頃の適切な歯磨きによって、プラーク(歯垢)や歯石の除去に努めてください。

また、気象状況を気にかけて、気圧や気温の変化が起きそうだと予測される時期には、歯間ブラシやデンタルフロスなどの使用回数を増やすなど丁寧な口腔ケアで、早めの予防措置を心がけましょう。