歯が溶ける酸蝕歯(さんしょくし)とは

酸蝕歯とは、酸性の強い飲食物が原因で歯が溶けてしまうことをいいます。
酸性の飲食物で歯が溶けるの?と思われるかもしれませんが、実際、約4人に1人が酸蝕歯になっているという報告もあります。

特に気をつけていただきたいのが、炭酸飲料や果汁飲料などの酸性飲料です。

健康のためにと飲んでいる黒酢や、熱中症予防のために飲むスポーツ飲料なども要因になるため注意が必要です。

飲み物ならストローを使うと歯への接触が減り、酸蝕歯のリスクを抑えられます。

酸性の強い飲食物を摂った後には、水やお茶でお口の中を中和させるのも有効です。

酸蝕歯は、むし歯や歯周病に続き、歯を失う原因の1つにもなっている疾患。

酸性の強い飲食物を摂る際は注意していきましょう!