歯が少ないと寝たきりになりやすい?!

お年寄りが骨を折ると寝たきりになりやすいと言われますが、実は歯が少ない人ほど、寝たきりになるリスクが高いということをご存知でしたか?

「歯」と「寝たきり」の関係について、お話したいと思います。

▼「寝たきり」になる原因のひとつが転倒事故
高齢者が寝たきりになる原因のひとつが、転倒などによる骨折です。

特に下半身を骨折すると、動けない状態が長く続くことで様々な機能が衰え、寝たきりの状態になるリスクが上がります。

▼転倒事故には「歯」の喪失が関係?
そんな転倒事故の原因のひとつが、実は歯の喪失。歯を失ったまま義歯を入れずにいると、バランス機能が低下し、転倒しやすくなるのです。
実際、歯が19本以下で義歯を使用していない人は、歯が20本以上ある人と比べて、転倒リスクが最大で2.5倍にもなると言われています。

▼歯の喪失により失うもの
歯を失うと、固いものが噛みにくくなり言葉の発音が不明瞭になるだけではありません。

転倒リスクが上昇することで、寝たきりになる確率も上がり、健康寿命が縮まってしまうのです。

-いかがでしたか?歯の喪失と寝たきりは、意外にも密接に繋がっています。

もし歯を失ったままの方がいらっしゃいましたら、義歯を入れて転倒や寝たきりになるリスクを下げましょう!