いよいよ春本番ですね。
今が旬な春野菜は、体に嬉しい栄養がぎっしり詰まっており、特有の「苦味」や「香り」があります。
その「苦み」のもととなっているのが植物性アルカロイドという成分です。
植物性アルカロイドには、腎臓のろ過機能を向上させ、老廃物を体の外に出してくれる解毒作用の働きや、新陳代謝を促進する働きがあります。
また、キャベツや菜の花のようなアブラナ科の野菜には、グルコシノレートという「辛味」のもとになる成分が含まれており、肝臓の解毒機能を強化してくれるそうです。
「苦味」や「香り」にも春野菜だからこその理由があったんですね!
菜の花はビタミンCがほうれん草の3倍以上と、とても豊富に含まれていますが、その他にもビタミンB1、B2、カルシウム、鉄分などの栄養素をバランスよく含んでいます。
キャベツはビタミンCやビタミンUを多く含み、強い抗酸化作用があり、食物繊維も豊富です。
低カロリーで食物繊維が多いタケノコや、新陳代謝を促進し生活習慣病の予防に効果があると言われているフキもおすすめです。
旬の野菜で健康生活を心がけましょう。