歯を失うと人生の質が落ちる

歳をとるとともに「歯のメンテナンスをきちんとしておけば良かった」と思う方が増えてくるのではないでしょうか?

歯は痛くなったら治療すれば、また元のように噛めると簡単に考えてしまいがちです。

でも、そんな都合の良いものでないことは、年齢の上がった今だから分かること。

削ってしまった歯はむし歯の再発リスクが高まりますし、神経を抜いた歯は栄養が行き届かず枯れ木のようになり確実に歯の寿命が縮まります。

実際、自分の歯がなくなると、どんな悪影響があるのでしょうか。

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 ★しっかり噛んで食べられないため、消化器官に負担がかかる。

 ★発音がしづらくなり、人と話すことが億劫に。

 ★歯がないので、人前で笑うのも気が引ける。

 ★かみ合わせが悪くなり、両隣の歯が傾いたり、向き合う歯が落ちてきたり浮いたりする。

 ★しっかり噛めないことで脳への刺激も減少し、認知症リスクが高まる。

このように、歯がなくなることで、気力や人間力までもが低下していく心配があります。

まさに、人生の質が低下すると言えるでしょう。

全ての歯が健康な方はもちろん、何回も治療を繰り返しているという方も、今後の取り組み方次第で、歯の寿命は変わってくるはずです。これ以上、自分の歯を失わないために、歯科医院での定期的な検診等で、虫歯や歯周病にならないよう積極的に予防に取り組んでいきましょう。

10年後、20年後のお口の状態は今のメンテナンスにかかっています。

11月のご案内

 

5日(月)

なるとうこども園歯科検診のため午前の診療は10時半から

7日(水)

山武郡市介護認定審査会のため午後の診療は3時から 

22日(木)

診療致します

10月のご案内

 

・3日(水)

 山武郡市介護認定審査会のため

  午後の診療は3時からとなります。

手作り健康ジュース

こんにちは!日々秋らしくなってきましたが、お元気でお過ごしですか?

秋といえば、食欲の秋、芸術の秋などいろいろありますが、私自身はゴルフにはまっています。歯科医師会のコンペや高校の同級生仲間とのプレーを楽しんでいます。皆様も快適な秋を十分楽しんでください。

【健康野菜ジュース】4人分

(材料)
小松菜三束、りんご2分の1個、にんじん3分の1本、
無調整豆乳200cc、水180cc、オリゴ糖大さじ一杯、オリーブオイル少々

(作り方)
小松菜、りんご、にんじんをミキサーにかけやすい大きさに適当に切る。
豆乳、水とともにミキサーにかけ最後にオリーブオイルを入れて味を調えて終わりです。

試してみてください。

歯にヒビ?!

 

鏡を見て歯にヒビを見つけてびっくりされる方もいらっしゃるようです。

ぶつけたなどの自覚がない場合も、歯ぎしりや食いしばりにより、歯にヒビが入ることがあります。

想像以上に大きな力が歯にかかる歯ぎしりや食いしばりですが、その原因の一つがストレスです。

思い当たる方は、適度に運動したり趣味を楽しむなど、ストレスをためない生活を心がけましょう。歯科医院でマウスピースを作って歯を守るのもひとつの方法です。

また、神経を抜いてしまった歯は、栄養が届かず枯れ木のようにもろくなった状態なので、ヒビが入りやすい傾向にあります。

ヒビが入ったまま放置していると、さらにダメージを受けて、被せ物が外れたり、歯の根っこまで割れてしまうことがあります。いずれにしても、早めに歯科医院で診てもらって下さいね!

恐ろしい 歯原性菌血症

 

むし歯や歯周病を予防・治療しなければならない大きな理由のひとつに「歯原性菌血症を防ぐため」が挙げられます。

「菌血症」とは、細菌が血液中に入り込んだ状態のことをいいます。

膨大な数の細菌が人体を棲家にしているとはいえ、血液中に菌がいる状態は決して普通のことではありません。

むし歯や歯周病があると、こうした異常事態が簡単に起きてしまいます。

むし歯菌によって歯に開いた孔や、歯周病菌によって炎症を起こした歯肉は、こうした菌が血管内に侵入する「入口」にもなってしまうのです。

口の中に限らず、血管が傷付けば細菌が入り込むことはありますが、血管の傷が塞がればその危険はなくなります。

しかし、むし歯の孔や歯周病による炎症は、ずっと治らない傷があるようなものです。

しかも、そこにはたくさんの悪玉菌がいるのですから、歯原性菌血症が容易に起きてしまうのです。

血液の流れに乗って身体のあちこちに行きついた細菌は、がん・認知症・関節リウマチ・流産・早産・低体重児出産・動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病など様々な病気を引き起こしてしまいます。

「人は血管とともに老いる」といわれますが、近年、歯原性菌血症は血管の老化を進める主要な原因であることがわかっています。

動脈硬化や血栓症などが、無関係にも思われる口の中にいる細菌と深く関係している証拠が、近年続々と示されています。

歯原性菌血症は、寿命を縮める根本的な原因にもなりうるものなのです。

継続的な口腔ケアで、健康長寿を目指しましょう。

 

9月のご案内

5日(水)

  山武市介護認定審査会のため午後の診療は3時から

夏の思い出

まだまだ暑い日が続きますが、皆様はお元気でお過ごしですか?

 

 今年の夏の暑さは異常でしたね。体調を崩された方も多かったのではないでしょうか?

皆様は、お出かけされましたか?

私は、お盆中に家族で北海道旅行(道東)をしてきました。

旅行中はほとんど雨で天候には恵まれませんでしたが、北海道の大自然や野生の動物(蝦夷鹿やふくろう)に出会うことができて楽しい旅行になりました。

また、今回の旅行では偶然にも大学時代の友人夫妻と偶然再会し現地で1日一緒に観光しました。嬉しいハプニングでした。

暑さが和らぎ涼しくなると飲食が楽しくなります。

体調を整えてお過ごしください。

おすすめの野菜ジュースのレシピをコピーしたものが待合室に置かせていただきますので、良かったら試してみてください。

歯周病の改善、予防の助けにもなりますよ。

 

歯肉の色が悪い

 

健康な歯肉は薄いピンク色をしていますが、何かが原因で変色してしま

うことがあります。主な原因は…

歯肉炎:歯肉に炎症が起きて、赤紫色に変色してしまいます。

→歯と歯肉の境目をしっかりと磨いて歯肉炎を予防します。自分で落としにくい汚れは、歯科医院のクリーニングでキレイにしてもらいましょう。

タバコ:タールやニコチンなどのタバコに含まれる有害物質が原因で、歯ぐきが黒ずみます。

→吸っている方は、まずは禁煙。タバコを吸わない方も、受動喫煙により黒ずむことがあるので要注意です。

メタルタトゥー:金属の被せ物や土台から銀イオンが溶けだし、歯ぐきを黒ずませます。

→土台や被せ物に金属を使わないメタルフリー治療をオススメします。金属アレルギーの心配もありません。

口腔がんのせルフチェック

ガンは全身のさまざまな場所にできますが、舌や歯肉などにもでき、お口の中にできるがんをまとめて「口腔がん」と言います。

見える場所にできるので見つけやすいはずですが、実は早期発見がなかなか進まないガンなのです。

それは、口腔がんの存在があまり知られていないことに加え、初期の自覚症状がほとんどないからです。そのため、口腔がんになった方の半数近くが亡くなると言われています。

 

■セルフチェックで早期発見しましょう

 

★お口の中に治りにくい腫れやしこりがある

★舌や歯ぐきに赤くなっていたり、白くなっている所がある

★口内炎が2週間以上経っても治らない

★唇や舌がしびれることがある

 

■口腔がんのリスクが上がる生活習慣は?

 

タバコを吸う…喫煙者の口腔ガン発生率は、非喫煙者に比べて非常に高いことが分かっています。

飲酒×喫煙…アルコールの摂取も、口腔がんの発症リスクを上昇させます。喫煙習慣が加わるとさらにリスクが上昇。

口内環境が悪い…虫歯を放置、お口の内が不衛生、合わない入れ歯等による慢性的な刺激もリスクファクターに。

セルフチェックや生活習慣の見直しと並行し、歯科医院でお口の中の異常を早めに発見することも大切です。「おかしいな」と感じた時は、早めに診てもらって下さいね!