梅雨の過ごし方

5月の清々しい気候が終わっていじめじめとした梅雨の季節に入ります

体調を崩しやすい時期となりますのでご自愛ください

おすすめは「梅干し」などのクエン酸を摂ることです

クエン酸には、体の調子を整える作用があります

また、免疫力を高める「長沢オリゴ」もあすすめサプリメントのひとつです

口腔ケアも忘れずに、元気に頑張りましょう

子どもの口呼吸が与える影響

春は毎年こども園や小学校の歯科検診があります。

以前よりむし歯の数はだいぶ減ってきたものの、歯並びやあごの成長、歯の萌出が気になる子が増えてきました。

原因のひとつとして口呼吸が影響しているように思います。
口を閉じて鼻で呼吸するのが正常時の自然な呼吸法です。

お子さんは成長期に鼻で呼吸をすることで、鼻の空洞に空気抵抗と圧力がかかり、鼻の周りや頬の骨が前へ成長していきます。

ところがずっと口呼吸していると、重力により骨が前ではなく下方向に成長してしまいます。

顎の成長が弱いと、永久歯に対して歯列が狭いため、歯生える場所が足りなくなってしまい、結果歯並びが悪くなってしまうのです。
成長してしまった骨は元には戻らないので、少しでも早く下への成長を止めてあげないとなりません。

口呼吸をしていると、顎の成長に影響を与えるだけでなく、他にも様々な病気の原因になりやすいと言われています。
・注意欠乏、多動性障害・慢性的なイライラ状態・成長障害(低身長、低体重)・いびきや歯ぎしり・アデノイド顔貌(面長な顔)・夜尿症(おねしょ)・むし歯、歯周病、歯肉炎・口臭・血管病(高血圧。脳梗塞など)当てはまる症状はありませんか?

それぞれの関係性として考えられる要素は個人差がありますので、まずは症状との関連性があるか確認してみる必要があります。
口呼吸になる原因のひとつは、舌や周辺の筋力の弱さです。

口呼吸が日常化してしまうと、顎の成長は促進されず悪循環になってしまい、病気にアプローチしても治りにくくなったりします。

気になる症状がありましたら、もしかすると口がポカーンと開いてることが原因かもしれません。

お子さんの口元をチェックしてみください。

6月のご案内

・2日(水)  山武郡市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります

・10日(木) なるとうこども園歯科健診

天気の良い日は外の空気を吸いましょう

桜の季節もあっという間に終わり、厚さを迎える季節に入ります。

世間では、コロナ禍の状況は変わらないという雰囲気ですが、いずれは収束に向かいますので、マインドはポジティブで行きましょう。

健康の基本は、免疫力を下げないことです。

口腔ケアと適度な運動をしっかりしていきましょう。

私も休日には、自宅周辺やときがね湖などを時々ウォーキングします。

足腰をしっかりさせると本当に元気になりますよ。

5月のご案内

・6日(木)診療いたしますが、介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります。

・20日(木)成東小学校歯科健診

いよいよ春到来

まだコロナ禍の生活を強いられていますが、桜も咲き本格的な春の季節になりました。

ワクチン接種が国民の大多数に行われると、世の中も大きく良い方向に変わってくると思います。

とにもかくにも健康第一です。

日々の健康管理、特にお口の中を清潔に保つことにご留意いただき、充実した生活を送ってください。

私たちもしっかりサポートさせていただきます。

4月のご案内

・7日7日(水)

 山武市介護認定審査会会議のため午後の診療は3時からとなります

3月のご案内

・3日(水)

 山武市学校給食センター会議のため午後の診療は3時半からとなります

・10日(水)

 山武郡市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります

・26日(金)

 都合により休診とさせていただきます

明るい春になりますように

3月に入り温かさが増してまいりました。

花粉症の季節ですね。

私にとっては1年で最もつらい時期です。

今年は去年の2倍以上のスギ花粉が飛散するそうで、十分注意する必要があります。

今年の新たな取り組みとしては「グレイトミネラル」というマグネシウム主体のサプリメントを日々摂取しています。

このサプリメントは血液をきれいにできるので様々な不調にも対応できそうです。

是非お試しください。

 

口の中の違いで新型コロナが重症化する人としない人

「口のなかの状態の悪さ」と「感染症の重症化リスク」の関係性は多くの研究で明らかにされています。

口のなかが汚れむし歯菌や歯周病菌が多いと感染症にかかりやすくなり、重症化しやすくなることが明らかになってきています。

インフルエンザウイルスは、おもに上気道(のどや鼻、咽頭など)から体内に侵入してきます。

しかし、最近の研究によれば、新型コロナウイルスは上気道だけではなく、歯ぐきや舌、唾液腺といった口のなかの細胞からも体内に侵入することがわかってきました。
そもそも、むし歯や歯周病といった疾患も、れっきとした細菌による“感染症”ですから、口のケアが不足していると、まずはそうしたトラブルが発生してきます。

口のケアを怠ると、感染症のリスクが高まるだけにとどまりません。

近年、口のなかの環境と、全身の健康との間に強い相関関係があることもわかってきました。
その数、じつに100を超える疾患に関与しているといわれています。

口のなかの状態が良くない方は、大腸がん、心臓や脳血管疾患、アルツハイマー病など、重大な病気にかかりやすいのです。

これは、汚い口のなかで繁殖した歯周病菌などが全身に回り、あちこちで悪さをするためです。
新型コロナウイルスについては、口のなかに悪い菌が多い人ほど重症化しやすいことがわかってきています。

そして新型コロナウイルスはインフルエンザと異なり、唾液腺や歯ぐき、舌など、口のなかで増えることも明らかになりました。

コロナウイルス関連の論文は通常より早いスピードで学術雑誌に掲載されていて、どんどん新しいデータが出てきています。

そしてそのなかには、新型コロナに感染して重症化した人と、重症化しなかった人の口のなかのむし歯菌、歯周病菌の数を比べてみると、100万倍くらい多かったという結果もあったそうです。

もちろん、まだ因果関係のすべてが明らかにされたわけではありません。ただ、口のなかを清潔に保つことが、感染症リスクを低下させることは明らかです。