スタッフ日記

銀歯が目立って気になる方へ

 

笑ったり、口を大きく開けたりした時に、銀歯が目立ちそう…

と気にされる方は結構多いものです。

銀歯をセラミックやジルコニアなどの審美性の高い白い歯に交換することは可能です。

場所によって保険治療で白い歯を入れることもできますが、やはり審美性を重視するなら、

人間の歯に非常に近い色を持つセラミックをおすすめします。

審美性の他にも、セラミックは銀歯に比べ歯との密着度が高いので虫歯になりにくいという大きなメリットがあります。また、陶器でできているセラミックなら金属アレルギーの心配もありません。犬歯よりも後ろの歯でしたらセラミックよりも安価なジルコニアでも良いと思います。

ひとくちにセラミックと言っても種類がいろいろありますので、ご興味を持たれた方はお気軽にお声をかけて下さいね。

お口の健康を維持する最善の方法を一緒に考えていきましょう!

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年の冬は特に寒いですね。冷え対策は万全でしょうか。

冷えは「ちょっとした不調」と思われがちですが、実は万病のもと。

がん、脳血管障害、心疾患など多くの病気の根源に冷えがあるのではないかと注目されています。「手が冷たい」「肩がこる」「しもやけができやすい」「おなかが冷えると下痢をしやすい」「腰が冷えると腰痛や足にしびれを感じる」など、冷えの感じ方は人それぞれです。気管支ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患の方は肺に冷えを感じ、捻挫や骨折をすると患部に冷えの自覚症状が現れると言われています。冷えを感じたら、体のどこかに問題があると考えた方がよいでしょう。

 冷えには色々な原因があり、精神的なストレスもその一つです。近年、精神的なストレスと体温には関係があると知られるようになってきました。そのような時は、自律神経が乱れています。健康に気を付けていても、ストレスの多い生活をしていると体は温かくなりません。スポーツや趣味など楽しくて夢中になれる活動を自分の生活の中に取り入れましょう。

 また、冷えると内臓の動きが低下して免疫力も下がり、全身の活動に影響します。冷えから体調を崩しやすい方や手足に冷えを感じやすい方は全身を温めましょう。四肢末端まで、全身に温かい血液を巡らせるには、へその下が効果的です。簡単で長く続けやすいおすすめの方法は、起床時に一杯の白湯を飲むことです。体の芯から温まります。

 温かい体で今年の寒い冬を乗り切ってくださいね!

歯ブラシの交換時期の目安

 およそ1ヶ月に1本のペースで交換することをオススメします。

「毎月1日に交換」「月末に交換する」など決めておくと忘れにくいと思います。

歯ブラシの毛先が開いてきたり、毛の弾力がなくなってきたりしたら、これも交換のサイン。

使い古した歯ブラシを使い続けても、歯の汚れを十分に落とすことができないばかりか、

歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。

 また、歯ブラシにはブラッシングの際についた細菌が増殖します。衛生面を考え合わせても、長く使い続け

るのは良くないですね。

衛生的に使用するために、歯ブラシを使った後は、しっかり水洗いをして、水気を

取り、乾燥することを心がけましょう。

年末年始の体重増加

 今年も残りわずかとなりました。

年末年始は美味しいものを食べたり、アルコールの量も増え「正月太り」が気になりますね。

寒いので運動不足になり、筋肉が衰えているところに体重が増えると腰や膝の痛みを訴える方が増えるそうです。

体重が1㎏増えると、歩いているときの体への負担は4㎏、走ると10㎏増えると言われています。冬場の関節痛は寒さのせいだけではないのですね。

 正月太りを予防するには、食べる量を制限するというのが理想ですが、年末年始は難しいですよね。

ただ、食べる順番を変えるだけでも急激な体重の増加を予防できます。例えば最初にサラダなどの食物繊維の多い物から食べたり、スープなどの温かい物で胃を温めると良いですね。

また、ストレッチやウォーキングなどで体の血流を上げて冷えを予防し、筋肉が固まるのを防ぐと脂肪も付きにくくなり、関節痛の予防にもなります。

皆様が健康で幸せな新年を迎えられますよう、お祈り申し上げます。

口内炎の原因と予防

 

 口内炎は、口の中がしみたり痛くなったりと、とても煩わしい存在です。

突然できて、気が付けばいつの間にか治っていることが多いため軽視しがちですが、なかには「口内炎だと思って放置していたら、ガンだった」という危険なサインもあります。

 口内炎は口の中にできた炎症の総称のことで、歯肉・舌・頬の内側・唇の内側などの粘膜が白っぽくなり、

痛みも伴います。

原因は、最近の感染、栄養の偏りやストレスなどによる免疫力の低下などがあります。

予防としては、規則正しい生活とバランスの良い食事、そしてお口の中を清潔にすることです。

 

・ 注意が必要なケースは

 

 ① 2週間経っても治らない  

 

通常の口内炎は1週間~10日程度で落ち着きますが、2週間以上治らない場合はほかの病気の疑いがあります。

② 同じ部分によく口内炎ができる

噛み合わせやかぶせ物などによって同じ部分の粘膜が傷付けられると、細胞の修復と生成が何度も繰り返されてガン化しやすくなります。

③ 舌の横側が帯状やまだらに白っぽくなる。

白板症は舌に出ることが多く、粘膜が白っぽく変化します。将来的にガン化する確率が10%と言われています。

④ レース状の白斑ができる

頬の粘膜、舌、口唇に赤みを伴ったレース状の白斑ができる場合は扁平苔癬(へんぺいたいせん)の疑いがあります。

 

このような症状が見られるようでしたら早めの受診をおすすめします。

ジャックオーランタン

患者さん作のバルーンアートのジャックオーランタンです。

診療が終わったあとに、待合室であっという間に作っていただきました。

そんなお心遣いがありがたく、心が温まりました。

玄関入口にに大切に飾らせていただいております。

 

お花をいただきました

10月も半ばになりますが、昨日は気温が29度まで上がり真夏のような陽気でしたね。

今日は昨日に比べて15度も気温が下がるそうです。

同時に気圧も下がり今日から雨が続く予報です。

そうなると、関節痛や体のだるさ、気力が落ちるなどの症状が出る方が多いようです。

気温の変化が激しいときは身体が冷えて結構不良になりがちなので

体調を崩されませんよう、お気を付けくださいね。

 

 

写真は患者様からいただいた手作りのフラワーアレンジメントです。

花弁は木の皮で出来ているそうです。珍しいですね!

これからのシーズンにぴったりの色合いで素敵です。

待合室の玄関に飾ってありますので、是非ご覧になってみてください。

秋の食材の栄養効果

 食欲の秋となれば、やはり旬の美味しいものを食べたいですね。

秋の食材の栄養効果についてご紹介いたします。

 

サンマ・EPAには血栓防止効果、DHAには脳に働き、学習能力を高める効果。

 

なす・血管の柔軟性を保ち、出血の防止効果。

 

さつまいも・消化器系の働きを高めて、胃腸を丈夫にし、最近では肺がん予防効果が発見された。

 

ぎんなん・咳止め、滋養強壮効果。

 

・筋肉や骨を丈夫にし、血液の流れを良くする効果。

 

・動脈硬化や高血圧の予防効果。

 

秋の旬の食材で、元気に過ごしましょう!

認知症と歯の関係

 65歳以上の4人に1人が認知症かその予備軍と言われる日本。

認知症を予防し発症しても進行を遅らせるには「歯の健康」が欠かせません。

特に大切なのは「しっかり噛むこと」です。

65歳以上の方で歯の残存数が20本以上ある人と、歯がなく義歯も入れていない人では認知症になるリスクは1.9倍だそうです。食事の時やガムなどを噛んだときに脳の血流が増えるのは高齢者ほど大きいということもわかっています。

特に、集中力や意欲、共感力といった「人間らしさ」をつかさどる前頭前野の血流が増えて活性化するのです。

 噛むことによって脳の血流が良くなると神経回路を通じて脳への刺激が送られます。ただし、歯がなければダメかというと、そうではありません。噛むことの刺激は歯からだけではなく、粘膜や神経からも脳に伝わっていきます。

歯を失っても、入れ歯やインプラントを使うことによってしっかり噛むことができれば、歯を失っても脳を活性化することは可能なのです。

 日本人は歯周病が進んで噛みづらくなっても歯を残したがる傾向がありますが、グラグラした歯では十分な咀嚼ができません。入れ歯にしている人の方が噛む力が強い場合もあります。歯を失い、何も入れずに噛み合わせが悪くなることで全身のバランス感覚も崩れるのです。単に義歯が入っているだけでなく、正しい噛み合わせの義歯をつけることで転倒などによる骨折を防ぎやすくなります。

大切なのは、歯の数よりも本当に噛めているかどうかなのです。しっかり噛んで健康寿命を延ばしましょう。

歯周病菌が全身を駆け巡る

  

 歯周病の予防と治療の最大の目的は、歯が失われることを防ぎ、お口の健康を維持することです。

1990年代の後半以降、歯周病が全身疾患や全身の状態に影響を及ぼすことが明らかになり、全身の健康を守るためにもお口の健康が重要であると認識されるようになってきました。

 歯周病病原細菌によって歯周組織に炎症が起き、深い歯周ポケットが形成されるような状態になると、歯周ポケットと呼ばれる溝から生体内に侵入した細菌そのものや最近由来の病原因子に加え、炎症の場で作られる物質(サイトカイン)が歯肉の血管を通じて血液に流れ込む。これが全身の組織や臓器に何らかの影響を与えると考えられています。

 近年、様々な研究結果から、歯周病が多くの疾患に影響を及ぼし、その発症や進行のリスク因子になることが明らかにされています。

・冠動脈性心疾患(心筋梗塞)

・糖尿病

・誤嚥性肺炎

・骨粗鬆症

・早産・低体重児出産

これらの病気も歯周病に深く関係していることがわかってきました。

お口の中ののメンテナンスをされている方は、生涯で支払う医療費が低い事からも、歯周病菌を減らし、コントロールしていくことが、全身の健康を維持するためにいかに重要かがわかりますね。

そのようなお話を歯周病治療の際にさせていただくこともありますが、最近はテレビでも取り上げているので、ご存知の患者さんもいらっしゃるので、健康への意識の高さに驚くと同時に大変うれしい気持ちになります。