春の訪れも間近ですね♪

寒い日が続きますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか?

世間では梅の便りも聞こえ始め、着実に春に近づいているのを実感します。

さて、暖かくなると花粉が飛び出します。花粉症患者にとってはつらい季節になります。私も30年以上の花粉症患者です。

そこで早めの対策をお勧めします。

私の対処法は漢方製剤の小青竜湯とビタミンDのサプリメントを服用します。

また、アレルギー反応が出ると体が冷えてくるので生姜紅茶を毎日飲んでいます。

 万全の準備をして乗り越えていきましょう

銀歯の下、二次カリエスになっていませんか

「二次カリエス」という言葉をご存知ですか?

カリエスというのは「むし歯」のこと。

つまり「二次カリエス」とは、一度、むし歯の治療をした歯に、再びできたむし歯のことをいいます。

特に保険で治療した銀歯の場合、同じ歯が再びむし歯になることが、実は大変多いのです。

今回は銀歯の中がむし歯になりやすい理由を詳しくお伝えします。

■治療した歯がなぜむし歯になるの?

・銀歯の場合、素材による精度に限界があり、銀歯と元の歯との間には、微細な段差ができてしまいます。

この部分は汚れが溜まりやすく、むし歯ができやすくなります。

・銀歯をとめている接着剤が唾液で少しずつ溶けて、隙間ができ、その隙間からむし歯菌が侵入してしまいます。

銀歯を詰めた(被せた)状態というのは、一時的にむし歯がない状態を作っただけで、二次カリエスの危険が大変高い状態です。

治療→二次カリエス→治療を繰り返すうちに、歯質はどんどん失われ、最終的に抜歯となってしまうのです。

■では、どうしたらいいの?

まずは、むし歯をつくらないことです。毎日のメンテナンスや、歯科医院でのプロによるケアで、健康なお口の状態を保ちます。 

残念ながらすでにむし歯があるという方は、セラミックなどの二次カリエスになりにくい材質に変えることも選択肢のひとつです。

自費診療なので費用がかかりますが、将来の治療回数を減らし、歯の寿命を伸ばすことを考えればどうでしょう。

検討してみる価値はありそうですね。

世界初 唾液のにおいで口腔がん診断

先月、北九州市立大と九州歯科大(北九州市)の研究グループは、唾液に含まれるにおい成分から口腔(こうくう)がんを診断する技術を世界で初めて確立したと発表しました。

簡易で早期発見が可能な診断方法として期待され、臨床試験を経て、医療現場での実用化を目指しています。

 グループによると、初期症状が出にくい舌がんなどの口腔がんは早期発見が難しく、転移しやすい。

5年以上の生存率は50%以下とされます。国内の患者は増え続け、2016年は7675人が死亡したそうです。

 研究では、唾液のにおいのもととなる12種類の揮発性有機化合物が(1)口腔がん患者から検出できる成分(2)健康な人から検出できる成分(3)両方から検出できるが検出量に大きな差がある成分-の3群に分かれることを特定しました。

患者12人と健康な人8人の唾液を分析したところ、ともに9割以上の確率で判別できました。

 唾液の採取は体への負担が少なく、時間もかからないため容易に検査ができます。

将来的には、息を吹きかけるだけでがんの診断ができる計測機器の開発も可能となる予定です。

 研究を主導した同市立大国際環境工学部の李丞祐(リスンウ)教授は「病気が持つ『におい情報』を明確にできたことが大きい。

口腔がんに関係するにおい成分が特定できたように、肺がんや胃がんのにおいも特定できる可能性がある」とのことです。

冷え性改善のツボ

年が明け、日が長くなっても寒さはまだまだ続きますね。冷えを感じる方も多いと思います。

体が冷えていると思ったら、まず体全体の血液の流れをよく知ることが大切です。

そして、ツボを知ることができると、自律神経の調子がよくなるばかりでなく、血液の流れがよくなり、冷え症の解消につながります。

足の主なツボは3カ所あります。

「三陰交」(さんいんこう)足の内側、くるぶしからおよそ指4本ほど上にあります。痛いくらいに押すのがコツ。

「血海」(けっかい)膝の内側にあります。少しくぼんでいるのでわかりやすいでしょう。

「八風」(はっぷう)足の甲の指と指との間を押します。 足だけではなく、手にもツボがあります。

「虎口」(ここう)親指と人差し指の間にあります。ひっぱったり、もみほぐしたりします。

「指間穴」(しかんけつ)人差し指から小指まで、指と指の間にある。足と同じように押すと効果があります。

足も手も気軽に押して冷え症を解消しましょう。 今年もおしだ歯科医院は皆様に役立つ健康情報を発信していきたいと思います。

 

今年もお口の健康づくりを全力でサポート!

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

さて、皆さんは、初詣に行かれましたか?私は3が日に浪切不動尊に参拝に行き、今年1年の仕事における誓いと家族の安全を祈願してまいりました。清々しい気持ちで仕事ができるよう精進致します。

 

さて今年も、笑顔の多い一年にするために、全身の健康に繋がるお口の健康に十分注意していきましょう!

私たちが皆さまのお口の健康づくりを全力で応援します♪

1月のご案内

9日(水)山武郡市介護認定審査会のため

      午後の診療は3時から

 

むし歯放置は危険!

「むし歯を放置したぐらいで、大きな病気になるわけでも、まさか死ぬなんてことはない…」。ほとんどの方がそう思われているかもしれません。

でも、むし歯の原因になる虫歯菌は、酸によって歯を溶かすだけでなく、下のような恐ろしい病気を引き起こす可能性もあるのです。

実際、むし歯を放置して、18歳の女性が敗血症のために死亡したケースもあります。

★顎骨炎/歯の根っこの先まで進んだむし歯菌は、あごの骨に到達して炎症を引き起こします。歯は直接あごの骨に埋まっているため、歯からの感染が骨に移りやすいのです。

★脳梗塞や心筋梗塞/炎症部からむし歯菌が血管に入り込み、脳や心臓に到達してしまうこともあります。

血栓を作って血液の循環を悪くし、死に至るという最悪のシナリオもありえます。

★副鼻腔炎(蓄膿症)/上顎の奥歯の根っこの先は副鼻腔に近い

ため、根の先まで進行したむし歯菌が副鼻腔に流れ込んで、炎

症を起こしてしまうことがあります。

持病やストレスで免疫力が落ちていると、体内に入ったむし歯菌を抑えることができなくなります。

死に至ることは稀ですが、入院して手術が必要になるケースもあります。

まずは、痛くなる前に歯医者さんでチャックしてもらうことが大切。そうすれば、治療の痛みも治療回数も少なく、歯の寿命も伸びます。「歯医者に行く時間がない」「今は痛みがおさまっているから」とむし歯を甘くみず、定期的に歯医者さんに通いましょう。

ごくごく軽度でない限り、治療なしにむし歯が治ることはありません。

歯周治療で糖尿病のコントロールが改善

 

歯周病は「糖尿病の第8の合併症」と言われ、糖尿病のある人は特に歯周病の発生リスクが高くなります。

歯周病菌が原因で、口腔内の細菌のバランスが崩れると、歯周病は急速に進行します。

すると、歯周病菌は体内で炎症を引き起こし、それがインスリンの効き目が悪くなるインスリン抵抗症につながります。

糖尿病治療の鍵となるのは、いかにインスリン抵抗症を防ぐかです。

英国糖尿病学会の研究で、糖尿病患者264人対象に、半分の人に歯石除去・歯面研磨・歯周ポケット洗浄・歯磨き指導などの歯周病治療を行った結果、1年後にはほとんどの人がインスリン抵抗症の改善しているという結果が出たそうです。

また、それだけではなく、全身の慢性的炎症も減少していました。これにより、心臓病・脳卒中・腎臓病などの深刻な糖尿病合併症のリスクを下げることができます。

研究者らは、糖尿病の治療と歯周病のの治療を並行して行うことが重要になり、それが糖尿病の標準的な治療として取り入れる必要性があることを働きかけ、日本でも広まりつつあります。

現在、糖尿病の患者は740万人、その予備軍は880万人。まさに日本の国民病とも言えるでしょう。

口腔ケアによって糖尿病の予防、改善をしましょう。

皆様にとっての2018年は?

今年も残すところあとわずか。皆様にとって2018年はどのような年でしたか?

 

おしだ歯科医院では、新しいユニットチェアを導入し、ライン予約のシステムを取り入れました。

その結果昨年を超える患者様の来院がありました。本当にうれしいことです。皆様に深く感謝申し上げます。

これからも皆様のお役に立てる歯科医院作りを目指して、いろいろなことに精進し、有意義な情報提供などもおこなっていく予定です。

 

 世の中は、クリスマスモード、お正月モードに入り、1年で最もワクワクする時期になります。

皆様も健康にご留意いただき楽しい年末年始にしてください。

12月のご案内

・5日(水)山武郡市介護認定審査会のため

      午後の診療は3時から

・19日(水)スタッフ研修のため午後休診

・29日(土)午後休診

・30日~4日 年末年始の休診となります