お口のメンテナンスの期間について

患者様の歯や歯肉の状態によって適切なメンテナンスのタイミングは変わってきます。

★一般的には3ヶ月に1度はプロのクリーニングを!

セルフメンテナンスだけでは落としきれない汚れがあるので、時間の経過とともにむし歯や歯周病になるリスクは上昇します。

歯や歯肉に悪影響を及ぼす前に予防ができるタイミングが、およそ3ヶ月に1度です。

★1~2ヶ月に1度という場合も!

セルフケアがあまり得意でない人や歯周病のメンテナンスの人、歯石ができやすい人、むし歯になりやすい人、タバコを吸う人は、短いスパンでプロによるクリーニングを受けたほうが良いでしょう。

★むし歯や歯周病の心配がない人は半年に1度でもOK!

適切なセルフケアができていて歯肉の状態が良くむし歯がないなど条件が揃った方は半年に1度でもOKです

残存歯が少ないと認知症リスクが高く

食べるためには、歯が20本以上あれば、ほとんどの食材を噛んで美味しく食べられると言われています。

しかしながら高齢になるほど自分の歯は少なくなり、20本以上歯がある人の割合は70歳を過ぎた頃から一気に減ってくるのが現状です。                

それでは、歯を失うことでどんな悪影響があるでしょう?

十分な栄養が摂れなくなったり、不十分な咀嚼により口のなかをきれいにする唾液が十分に分泌されないなど様々な悪影響があります。

その中のひとつにあげられるのが認知症です。

歯の本数と認知症?と思われるかもしれませんが、ある調査によると、歯を失ったにも関わらず入れ歯などの義歯を使用していない人の場合、歯が20本以上残っている人や、歯が少なくても入れ歯などで補っている人に比べて、認知症の発症リスクが最大1.9倍にもなることがわかっています。

きちんと噛める歯が多く残っている人ほど、咀嚼が十分にできることで脳細胞の働きが活発になり、認知症の発症リスクが抑えられるのです。

そこで重要になるのが、日々のメンテナンス!

自分の歯を1本でも多く残せるように、毎日のケアに加えて歯科医院での定期的なチェックも忘れずに。

もしも、すでに歯を失ってしまったという場合は、義歯を入れて噛み合わせを回復することで、認知症リスクは十分に減らせます。

「歯が抜けたまま放置している」という方はお気軽にご相談ください。

きちんと噛める歯を維持することで、健康寿命を伸ばしていきましょう!

頬の内側に白線、下にギザギザ。これは・・

朝起きたときにあごが疲れている…」「肩こりが治らない…」という方、歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?

本来、食事以外の時間は、上下の歯は離れているものですが、歯ぎしりや食いしばりがある人は、就寝中や日中でも、無意識のうちに歯と歯を合わせ、大きな力で噛みしめています。

続けていると、歯にヒビが入ったり、あごの骨が溶けて歯周病が悪化することも。

歯ぎしりや食いしばりの有無のチェックポイントをご紹介します!

【歯ぎしり・食いしばりチェック!】

□ 頬の内側に白い線がある

□ 舌の側面にギザギザの歯型がある

□ 歯の噛み合う面が平らに擦り減っている

□ 歯にヒビが入っている

□ むし歯でもないのに噛みしめると歯が痛い

□ 冷たいものがしみる

□ あごがだるい、痛い

□ 歯の詰めものや被せものが取れやすい

□ お口の中にコブがある

□ 肩や首のコリ、頭痛が治らない

 

いかがでしたか?歯ぎしりや食いしばりがあるかも?と感じた方は早めに歯科医院で診てもらいましょう。

歯やあごの骨への負担を軽減するマウスピースを作ることも可能です。

影響が小さいうちに対処することが大切です!

台風15号の残した爪痕!

すっかり秋らしくなってきましたが、皆さまはお元気にお過ごしですか?

 

先月、未曽有の被害をもたらした台風15号が千葉県内を襲いました。

皆様のお宅も少なからず影響を受けたこと思います。

長期間にわたるインフラのストップで大変な生活を強いられたがたくさんおられます。

本当に辛く苦しかったことだと思います。改めてお見舞い申し上げます。

当院では、比較的早い復旧でしたので休診になったのは2日間のみで運がよかった方だと考えています。

ただし、思った以上に建物(屋根)被害がありこれから年末にかけて修復工事を行うことになりますのでご迷惑をお掛けすることになるかもしれませんが何卒ご容赦願いたいと思います。

今後の皆様の日常生活が無事に平穏に過ごされますよう祈念いたします。

 

10月のご案内

2日(水)

 都合により休診とさせていただきます

16日(水)

山武郡市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります

噛み合わせや顎のずれで病気に?!

肩こり、腰痛、膝痛、頭痛、その他不快感はございませんか? 

つらい自覚症状があるのに、検査をしてもわからない、特に病気でもない状態にお悩みになっていませんか? 

こういう症状を不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼びます。

その原因はもしかすると、顎のずれ、噛み合わせの悪さにあるかもしれません。

 噛み合わせとは、上顎と下顎に並んだ歯の接触状態を意味します。

この噛み合わせが悪いと、当然ですが顎のズレを引き起こします。

では、それがなぜ不定愁訴の原因となるのでしょう?

人間の頭の重さは約6キロ(だいたいボウリングの玉くらい)、そこに約1キロの下顎が筋肉で宙づりにぶら下がっています。

人の頭は頚椎(けいつい)の上に乗っています。

頚椎は腰の骨盤にかけてつながり脊柱を形成します。ここで想像してみてください。

1キロの下顎がズレたら6キロの頭が傾き、それを支える頚椎はバランスを取ろうとします。

結果、脊柱がゆがむ。するとそこから誘発されるさまざまな症状が現れ、体全体の問題になっていきます。

顎と頭と脊柱だけでなく、それを取り巻く神経や血管、筋肉、筋膜や皮膚の影響も計り知れません。

頭蓋にぶらさがっている下顎の可動域は広く、それゆえに偏った位置に移動しやすいのです。

上下左右の歯がバランスよく噛み合い、効率的に食事を咀嚼(そしゃく)できるような『噛み合わせ』が当然、理想的です。

しかし、むし歯があったり、歯が抜けてそのままだったり、きちんと歯がそろっているのに(もちろん入れ歯やブリッジ、インプラントも含まれます)しっかりと噛めていないことがあります。

また噛み過ぎてもいけません。歯ぎしりや食いしばりはさらなる筋肉の緊張を生み出し、体のバランスをゆがめます。

こういった癖がある方は歯科医院で嚙み合わせの調整やマウスピース治療を受けることをお勧めします。

不定愁訴にお悩みであれば、一度歯科を受診してみてはいかがでしょうか?

 

健康サプリ【プロデンティス】

 

こんにちは!院長の押田です。先日、家族で北海道旅行をしてきました。北海道の大自然と美味しい食べ物を満喫してきました。

これからの季節は旅行を楽しむのに適しています。

皆様もどこかにお出かけされる計画を立ててみてはいかがですか。

 

 今回は、歯と歯肉の健康を守るために有効なサプリメントのご紹介です。

以前にもご紹介させていただいたことがあります。

良質な乳酸菌を主成分とする【プロデンティス】。

口の中には、様々な細菌が存在します。

もちろん、すべてが善玉菌ならばむし歯や歯周病にはなりにくはずです。

ところが食生活が適切でないと悪玉菌が多量に発生してむし歯や歯周病になってしまいます。

【プロデンティス】を摂取すると口の中の細菌をすべて良質なものに変えてくれます。

また、腸内細菌の状態も良くしてくれますので健康になれますよ。

詳しくは、スタッフにお尋ねください。

9月のご案内

18日(水)

  山武郡市介護認定審査会のため 午後の診療は3時から

28日(土)

  講習会参加のため休診 

   (26日(木)診療致します)

歯の先端がすり減ってきたら

おそらく、歯をギリギリとこすりあわせる「歯ぎしり」が原因ではないかと思います。

歯ぎしりを続けていると、前歯の先端や奥歯の咬みあわせの面がすり減ります。

進行すると、エナメル質がはがれ象牙質が見え、むし歯になりやすくなったり、知覚過敏の原因にもなります。

また、歯の付け根部分に力が集中して、歯が砕けるように削れていくこともあります。

このように歯ぎしりは歯にとって大変悪影響を及ぼします。

就寝中に歯ぎしりをしている方は、悩みごとや考えごとをせずにリラックスして寝るように心がけてください。

あごに力が入りやすい体位を避けたり、枕の高さを調節するのも有効です。

それでも改善しないという場合は、歯科医院でマウスピースを作っても良いでしょう。

歯に強い力がかからないように工夫して、大切な歯を守っていきましょう!

熱中症の応急ポイント

遅い梅雨明けから急な暑さがやってきましたね。

熱中症の応急ポイントをまとめました。

まず風通しの良い場所や、冷房の効いた室内などへ移動する

衣服を緩めて風通しを良くする
水分や塩分をしっかりと補給する

筋肉が痛くなったり、痙攣したりするなら生理食塩水(0.9%の食塩水)を摂取、通常はこれで回復!

めまいや倦怠感、むかつきや嘔吐、頭痛のある時にはイオン飲料や経口補水液を補給!

足を高くして手や足を先の方から心臓部に向かってマッサージするのもとても有効

体に水をかけたり、冷たい濡れタオルを当てて体を冷やす

<重要> 濡れタオルは首筋、腋の下、足の付け根に当てましょう。

ここは皮膚に比較的近い場所に大きい動脈があるからです。

血液を冷やすことで体の熱を取ることが出来ます。

積極的に取り入れて熱中症を予防しましょう。