最新情報

夏バテとアルコール

コロナ自粛から外食は控え、家でお酒を飲まれる方が多いようです。

暑いときは食欲もなくなり、さっぱりしたもので食事をすませてしまいがちです。

そのうえ、お酒ををたくさん飲んできちんと食事をしないと、栄養が不足したり偏ったりします。

これが夏バテの一因にもなります。アルコール飲料は食欲増進の作用があります。

しかし飲みすぎれば逆効果で、ビールであれば大びん1本くらいにとどめておくようにしたいものです。

お酒を飲んで食欲が出てきたところで、栄養バランスのとれた、野菜たっぷりの食事をしましょう。

おつまみとしては、アルコールの処理に必要なビタミンB群と、肝臓を守るタンパク質の豊富な食品がすすめられます。

レバー、枝豆、豚肉、ウナギなどや、ビタミンBの利用を高めるニンニクを使った料理が適しています。

お酒をたくさん飲んだあとは、体が水分不足状態で、血液が濃くなっているため脳卒中や心臓発作の危険状態と言えます。

飲み過ぎに気をつけるとともに、飲んだあとには、水分を十分に補給しておきましょう。

 

口腔乾燥症予防がコロナ感染予防に

 

暑い季節でも感染対策のためのマスクの着用で息苦しく常に口を開けてしまったり、水分補給の回数が少なくなっている方もいらっしゃるかと思います。

口の中の潤いを失うと「口腔乾燥症(ドライマウス)」になりやい状態です。

コロナウィルスでお亡くなりになられる方の半分は口腔乾燥症だそうです.

コロナウィルスは、唾液腺、肺、小腸に住みつきます。唾液をたくさん出して強い酸性である胃の中に流し込む事が大切です。

唾液をたくさん出すには。「よく噛み、よく話し、よく笑う」そしておいしいものを食べるのが良いそうです。  

当院でクリーニングのの後にさせていただいている口中マッサージも唾液の分泌を促します。

マッサージに使用している口内ジェルは口腔乾燥症にも効能がありますので、ご自身でケアしていただくのも良いと思います。

また、舌の先で歯の表側を全体的になぞる舌の運動も舌の下にある唾液の出口を刺激して分泌を促しますので、気付いたときに試してみてください。

それでも口腔乾燥が改善しない場合は、唾液の分泌を促すタブレットを試してみるのも良いと思います。

食事中むせたり、飲み込みにくい症状も緩和され、誤嚥性肺炎の予防にもなります。

ストレスで自律神経のバランスを崩し、唾液の分泌が減る方も多いです。意識してリラックスする時間を設けて上手に逃せると良いですね。

唾液の分泌を促すと免疫力も上がります。気になる方はいつでもお声がけください。

 

 

 

命を守る!手術前の口腔ケア

もしも、全身麻酔手術や抗がん剤、放射線治療などをすることになった場合、お口の健康が重要であることを、皆さまはご存知ですか?

実は、お口の中の管理が行き届かないまま治療をすると様々な危険があるのです。

そこで今回は、全身麻酔手術を受けた場合の危険を具体的にあげてみます。

お口の状態が悪いまま、全身麻酔手術を受けると…

◆手術中に歯が脱落する危険・・・

全身麻酔ではお口の中に管を入れます。その際にグラグラした歯があると、管や器具が当たり抜けてしまう危険があります。

◆肺炎のリスクが上昇・・・

麻酔中は唾液を気管内に誤嚥することがあります。

その唾液が汚いと、術後に肺炎を起こすリスクが上がります。
この他にも、傷口の感染リスクが上がる可能性があったり入院期間が長くなるというデータもあります。

以上のような危険がともなうため、全身麻酔手術などの前後には口腔ケアを行い治療中の思わぬトラブルを予防する「周術期等口腔機能管理」が必要になります。

しかし、診断から手術までの期間は、検査や入院の準備、仕事の引き継ぎなどに追われ、十分にお口の治療をする時間がないことも。

お口の状態が悪いまま手術を受ければ、トラブル発生のリスクが上がります。

そんな事態を防ぐためにも、普段からかかりつけの歯科医で定期的なチェックをし、お口の健康を維持していくことが大切なのです。

猛暑に備えましょう!

 7月に入り夏らしくなってきましたが、皆様はお元気でお過ごしですか?
今年の夏は、猛暑が予想されています。

今皆さんはコロナ対策のために日常的にマスクをされていると思います。

しかしながら、必要のない所では外して新鮮な空気を吸うようにしてください。マスクをし続けることの弊害も考慮してください。

マスクをやりすぎると新鮮な空気を体内に入れることができず正しい換気ができません。

また、体温調節がうまくできないために熱中症にもかかりやすくなります。
熱中症予防におすすめの飲み物としては麦茶かミネラルウオーターがいいです。

お水にはレモンを少量絞って飲むと健康にもいいですよ。

ちなみに私はこのレモン水を食事の際に日常的に飲んでいます。

今夏は、厳しい季節になりそうですね。くれぐれもご自愛ください。

7月のご案内

・8日(水)

 山武市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります。

歯周病菌がアルツハイマー病を悪化させる!?

「歯周病」という病名は広く一般の方々に認知されるようになりましたが、最新の研究では、歯周病は歯や口の中だけでなく、全身の健康とも大きくかかわっていることが分かってきています。

以前は歯周病が認知症の危険因子となる理由は、歯を失うことによる機能的障害が大きいといわれてきました。

しかし、アルツハイマー病に関しては歯周病菌が直接、影響を及ぼしている可能性が多くの研究で明らかになってきています。

歯周病菌を投与したアルツハイマー病のマウスの認知機能は、投与しなかった群に比べ、著しく低下したことが確認されています。

さらに脳を調べると、アルツハイマー病の発症に関与しているアミロイドβタンパク(Aβ)の増加、炎症物質や歯周病菌など細菌が作る毒素の増加が確認されました。
海外では、歯周病菌が産生する「ジンジパイン」というタンパク質分解酵素を阻害することにより、アルツハイマーを悪化させるタンパクの蓄積を減らす効果が報告されています。

さらに、このタンパク質阻害薬をアルツハイマー病の患者さんに投与する臨床試験がおこなわれおり、今後の研究が期待されます。
歯周病菌がアルツハイマー病の脳に直接または間接的に、悪さをしている可能性が解明されてきています。

歯周病菌の多くは空気を嫌うので、歯肉の溝・歯周ポケット内に侵入していきます。

定期的なクリーニングで、普段歯ブラシの届かないところの歯周病菌を洗浄や歯石の除去を行うことは、アルツハイマー病や様々な予防にもつながります。

オーラルフレイル放置は要介護の危険大!

「オーラルフレイル」という言葉、皆さまはご存知ですか?

フレイルとは健康な状態と要介護状態の中間期間。

その初期に現れるのが、歯や口の働きの軽微な衰えである「オーラルフレイル」です。

食事の時にむせる、食べこぼす、固いものが食べづらい、口が渇きやすい、滑舌が悪くなったなどが続く場合はオーラルフレイルの可能性があります。

▼全身のフレイル、要介護へのドミノ倒しに!
そんなオーラルフレイルですが、生活に支障がないからと放置していると、全身のフレイル、そして要介護状態へとドミノ倒しのように進行していくので要注意です。

例えば、固いものを避けて柔らかいものばかり食べていると、噛むために必要な筋肉が衰え、ますます噛む機能が低下してしまいます。

栄養バランスが崩れて気力も低下し、全身の機能が衰えるという悪循環に陥ってしまう危険があるのです。

▼「パタカラ体操」
そこで今回ご紹介するのが、お口の代表的な体操の一つ「パタカラ体操」。

これは「パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ」を3回繰り返し発声するトレーニング法
で、口まわりの筋肉や舌を鍛えるのに役立ちます。

発音する時のポイントは、(「パ」=口をしっかり閉じて「タ」=舌を上あごにくっつけて「カ」=のどの奥を意識して「ラ」=舌をまるめるように)です。

一音一音はっきりと発音してみてくださいね。

オーラルフレイルは、適切な予防や改善により機能を取り戻すことができる時期です。

お口の老化を見逃さず健康寿命を伸ばしていきましょう!

バスタイムで梅雨どきも快適に♪

 

6月に入りましたが、皆様はお元気でお過ごしですか?

梅雨どきは安定しない気温や気圧のせいで体が重たく感じませんか?

雨がちな毎日で気分がどんよりする方も多いのではないでしょうか?

かく言う私も、この時期は大の苦手。

湿度が高く蒸し暑いため、疲れが溜まりがちです。
そこで最近取り入れているのがバスタイムの入浴剤。

炭酸入りや好きな香りのものを選んで入浴タイムを楽しんでいます。
血行を促進してしっかり汗をかくと体調が良いですよ。

梅雨どきには特にオススメです♪

6月のご案内

・10日(水)

 山武市介護認定審査会のため午後の診療は3時からとなります

・24日(水)

 山武市2歳半健診のため午前休診させていただきます

その歯の痛み、「非歯原性歯痛」かも?

「非定型歯痛」とは、つらい痛みが続くにもかかわらずいくら詳しく検査しても見つからない歯の痛みを言います。

歯痛には大きく分けると、むし歯や歯周病が原因の「歯原性歯痛」(歯科はほとんどこれですが)とそれ以外の「非歯原性歯痛」があります。

この「非歯原性歯痛」には咬筋など筋肉の過度の緊張による筋・筋膜性歯痛や、鼻炎や蓄膿症などによる上顎洞性歯痛、耳下腺炎、顎下腺炎などの唾液腺炎による痛み、三叉神経痛や帯状疱疹後神経痛による神経障害性歯痛、片頭痛等による神経血管性歯痛、狭心症などの心臓性歯痛、など他が原因でも歯痛はおこります。
口の中や体を調べても特定できない歯痛の場合は非定型歯痛の可能性が高いと思われます。

炎症や傷が無いのに痛覚をつかさどる脳内の神経ネットワークがストレスによって痛みを感じる通路が変化して起こる変則的な痛みで気のせいではありません。

つまり非定型歯痛はストレスと密接な関係のある心身症の一種ともいわれています。

コロナウィルスの影響により日常の仕事や通学ができなくなっている方がたくさんいます。

そのことによる抱えるストレスが不調の引き金になります。

ストレスによる食いしばりや歯ぎしりをされている方も多いと思います。ストレスによる自律神経の乱れから、唾液の分泌が減り、口の中が乾燥してしまうことにより、歯周病菌やむし歯菌が増殖してしまうことも予測できます。

世の中が落ち着いてきた後、口腔内の状況が変わってしまっている方に私たちができる精一杯のケアが出来るよう努力してまいります。